バスケットボール部
部 長 宍 戸 正 郎
委員長 三 島 覚
男子は、鳥取西・鳥取工・鳥取東の東部勢を軸とした戦いが展開された。中国高校県予選は、県高校新人戦に続き、鳥取西が優勝を遂げた。岡山市で開催された中国大会は、昨年から行われていた交流戦が廃止され、従来のトーナメント方式で行われることとなった。本県からは鳥取西・鳥取工・米子が出場し、鳥取工が初戦を突破したが、二回戦敗退に終わった。県高校総体の決勝は、準決勝で昨年の覇者鳥取西を倒した鳥取東と、鳥取工の対戦となり、延長戦へともつれ込む白熱した好ゲームとなったが、最後は、井上友を中心に得点力の高さを誇る鳥取工が、2年振り12回目の優勝を遂げた。埼玉県で行われた全国総体では、外国人留学生を擁する強豪延岡学園高(宮崎県代表)と対戦したが、一回戦突破はならなかった。全国高校選抜県予選の決勝は、再度鳥取工と鳥取東の対戦となったが、主力を中村等三年生で固めた鳥取工が、下級生中心で挑んだ鳥取東を斥け、2年連続3回目の全国大会出場を決めた。全国大会では、宇都宮工高(栃木県代表)と対戦し、2年連続の一回戦突破が期待されたが、全国の厚い壁に阻まれる結果となった。県高校新人戦の決勝も、鳥取工と鳥取東の対戦となり、岡村、堀を中心に捲土重来を期した鳥取東が、7年振り10回目の優勝を遂げた。また、この県高校新人戦から県大会の個人表彰をすることとなり、男女各5名の選手を優秀選手として表彰した。中国新人は、山口市で開催され、鳥取東・鳥取工・倉吉北が出場したが、3チーム共一回戦突破はならなかった。
一方女子は、倉吉北を中心とした戦いであった。中国高校県予選では、三浦を中心に粘る米子西を僅差で降した倉吉北が、県高校新人戦に続いての優勝を果たした。中国大会には、倉吉北・米子西・鳥取商の3校が出場し、倉吉北・米子西が一回戦を突破したが、ベスト4進出はならなかった。県高校総体の決勝は、3年連続で倉吉北と鳥取商の対戦となったが、小谷、小原、三谷を中心に安定した得点力を誇る倉吉北が、粘る鳥取商を振り切り、13連覇を達成した。16年連続26回目の出場となる全国総体は、東海大学付属第三高(長野県代表)と対戦したが、初戦敗退の結果に終った。全国高校選抜県予選も、倉吉北と鳥取商の決勝となったが、3年生を中心にチームを編成した倉吉北が、安定した試合運びで優勝を遂げた。この優勝で、倉吉北は、昨年度県高校新人戦、中国高校県予選、県高校総体、全国高校選抜県予選の県大会四冠を2年連続で達成することとなった。2年連続14回目の出場となる全国大会では、神戸龍谷高(兵庫県代表)と対戦したが、一回戦突破はならなかった。県高校新人戦では、倉吉北が武内を中心として伝統の強さを発揮し、接戦の末鳥取商を降して、3年連続23回目の優勝を遂げた。中国新人は、倉吉北・鳥取商・米子南の3校が出場したが、何れも初戦突破はならなかった。
【全国大会】
大会名:平成20年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技
期 日:平成20年7月28日(月)〜8月3日(日)
会 場:深谷市総合体育館他(男子)
本庄総合公園体育館他(女子)
<男子>
一回戦 鳥取工高 59 −126 延岡学園高
<女子>
一回戦 倉吉北高 42 − 93 東海大学付属第三高
大会名:第39回全国高等学校バスケットボール 選抜優勝大会
期 日:平成20年12月23日(火)〜29日(月)
会 場:東京体育館
<男子>
一回戦 鳥取工高 75 −114 宇都宮工高
<女子>
一回戦 倉吉北高 75 −102 神戸龍谷高
【中国大会】
大会名:第52回中国高等学校バスケットボール選手権大会
期 日:平成20年5月9日(金)〜11日(日)
会 場:桃太郎アリーナ・六番川水の公園体育館
<男子>
一 回 戦 鳥取西高(鳥取1位) 62 − 91 水島工業高(岡山3位)
鳥取工業高(鳥取2位) 84 − 73 広島観音高(広島2位)
米 子 高(鳥取3位) 87 −102 広島商業高(広島1位)
二 回 戦 鳥取工業高(鳥取2位) 77 −101 岡山学芸館高(岡山1位)
<女子>
一 回 戦 倉吉北高(鳥取1位) 73 − 55 益 田 高(島根3位)
米子西高(鳥取2位) 59 − 48 松江商業高(島根2位)
鳥取商業高(鳥取3位) 38 − 85 慶 進 高(山口1位)
二 回 戦 倉吉北高(鳥取1位) 48 − 73 就 実 高(岡山2位)
米子西高(鳥取2位) 41 − 78 倉敷翠松高(岡山1位)
大会名:平成20年度中国高等学校バスケットボール新人大会
期 日:平成21年2月13日(金)〜15日(日)
会 場:山口県スポーツ文化センター・山口県立西京高等学校体育館
<男子>
予選トーナメント
一 回 戦 鳥取東高(鳥取1位) 57 − 70 山 口 高(山口4位)
鳥取工業高(鳥取2位) 62 − 89 柳 井 高(山口2位)
倉吉北高(鳥取3位) 78 − 81 如水館高(広島2位)
順位決定戦 鳥取東高(鳥取1位) 81 − 64 広島商業高(広島1位)
鳥取工業高(鳥取2位) 69 − 57 松江南高(島根3位)
倉吉北高(鳥取3位) 67 − 77 高 水 高(山口3位)
<女子>
予選トーナメント
一 回 戦 倉吉北高(鳥取1位) 39 − 56 徳山商工高(山口3位)
鳥取商業高(鳥取2位) 59 − 84 松江南高(島根2位)
米子南高(鳥取3位) 52 − 69 松江商業高(島根1位)
順位決定戦 倉吉北高(鳥取1位) 55 − 74 岡山南高(岡山3位)
鳥取商業高(鳥取2位) 42 − 50 呉商業高(広島3位)
米子南高(鳥取3位) 61 − 60 倉敷翠松高(岡山2位)
中国高等学校バスケットボール選手権大会鳥取県予選トーナメント勝ち上がり表
全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技鳥取県予選トーナメント勝ち上がり表
全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会鳥取県予選トーナメント勝ち上がり表
中国高等学校バスケットボール新人大会鳥取県予選トーナメント勝ち上がり表